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スタッフがお届けする最新ジャーナル
フォーカスアイテム、着こなしのポイント、バイイングトピックスなど、RIVERUSの考えやこだわりをご紹介

2021.08.12

In The Baggage

モードとリアリティ

AKIRANAKA(アキラナカ)の新作コレクションが入荷いたしました。春夏シーズンのご紹介はお店のオープンに間に合わなかったので、ようやくこの秋冬からご紹介をスタートいたします。早くRIVERUSでお見せしたいと思っていたので、嬉しい入荷。ぜひたくさんの方にご覧いただきたいと思います。

AKIRANAKA(アキラナカ)を前のお店でスタートをした時のきっかけは、オケージョンの洋服が得意なブランドを探していた時。結婚式など何かきちんとしたシーンで着られる洋服が安定してコレクションに登場するブランドが欲しかった時でした。オケージョン、久しぶりに書いたワード。オケージョンの洋服を探していた時があったことも懐かしい。早く以前のようにそのような洋服が普通に必要な世の中に戻って欲しいものです。

きっかけはオケージョンでしたが、AKIRANAKA(アキラナカ)の世界に触れてみて、それ以上の魅力を感じています。AKIRANAKA(アキラナカ)をスタートした数年前、その時ファッションの世界では「ドメスティックブランド」という言葉がもてはやされるようになってきた時でした。AKIRANAKA(アキラナカ)はその代表格として名前が上がるブランドでしたが、他のブランドとは世界観が全く違い良い意味で独特。流行を追いかけてつくるデザインではなく、今まで世の中になかったものがコレクションに登場するというオリジナルなデザインを発信。他ブランドの先を行き、新しいものをつくりだすというデザイナーの本質からブレていないブランドです。その独自性を買われて世界の著名なショップやスペシャリティストアからもオファーも絶えないのです。

いくら独自性があって素敵と言っても商業なので、世の中に認められることは大事です。AKIRANAKA(アキラナカ)が成長してきた過程には、モードのエッセンスの加減があるように思います。AKIRANAKA(アキラナカ)は、その時代によってモードな雰囲気がどこまで必要かを感じてコレクションに投影しカスタマーを増やしています。デザイナーがもつモードの知識や技術に、市場とのバランス感やリアリティが加わりコレクションの幅が出ているように思います。対極のキーワードを時代によって加減することで、着てみたい洋服になるような気がします。

未来を作り出すという姿勢にリスペクトしているAKIRANAKA(アキラナカ)。リアルとモードを重ねた良い洋服です。