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スタッフがお届けする最新ジャーナル
フォーカスアイテム、着こなしのポイント、バイイングトピックスなど、RIVERUSの考えやこだわりをご紹介

2021.06.03

In The Baggage

ネガティブをポジティブに変える

世の中に存在する多くの洋服やファッション雑貨はオンシーズンに企画され生産されたもの。まさに今売れそうなものがつくられて消費されていきます。私たちがご紹介しているアイテムは、デザイナーが何ヶ月も前にクリエイトした、今まで世の中になかった新しい提案。提案したいものなので大量につくられて売られているものと少しニュアンスが違い、アイテムそれぞれを受注をして生産。それを支持するかしないかを私たち小売がジャッジします。それもデザイナーの提案同様に何ヶ月も前に。デザイナーが世の中に存在しなかった新しいものをつくりだす、というパワーは想像を超えている。同じように私たちが半年前に半年後の店の構成を考える作業も、新しい提案をするために時間も意思もパワーも必要です。

ファッションは気分のデザインということだけではなく、生活の中で使用し身に着けるものなので環境が強く影響をします。常時マスクをするという誰も考えていなかった生活が始まり、価値観や身に着けるものも少しづつ変化しています。ファッションと生活はリンクし、ニーズも変わってきています。マスクを常時しなくてはならなくなった時に販売されていたものはその前に考えられたものですから、去年私たちが販売するものはコロナ以前にデザイナーが考えたもの。急にマスクがあることが前提になり困ったことになったのは顔に近いアイテムをデザインしているブランドだったと思います。いつもなかったものがいつもあるのですから。

状況に柔軟に対応できるのもデザイナーの器量。感心したのは、私たちが取り扱っているアイウェアのBLANC.(ブラン)。マスクがあることを前提に、顔を多いすぎないようにレンズの色を薄くし、テンプルをセルとメタルのコンビネーションにしマスクのゴムがある前提で耳の負担を軽減させるように使用を新しいものを出してきています。去年急にマスク生活になり、コレクションもそのように対応していなかったところを今年見事に変化をさせています。デザインには意味があり、そこに時代性が影響していることもファッションの面白いところでもあります。