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スタッフがお届けする最新ジャーナル
フォーカスアイテム、着こなしのポイント、バイイングトピックスなど、RIVERUSの考えやこだわりをご紹介

2021.09.27

Note For You

JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)

先日ふと気づいたことなんだけど、ここ最近わたしは、17歳の頃とまったく同じ格好をしている。インディゴブルーのデニムにシャンブレーのボタンダウンシャツ、ウエストは必ずインにしてベルトをする、というのも当時のままだったりする。今の季節や気分にドンズバというのもあるし、お客様にも褒めていただけ、照れくさいけどでもちょっとうれしい。17歳といえば本当に遥か昔のことだから、好きなものって変わらないんだな、と我ながら驚いてしまう。そしてなによりも「素(す)」な感じが、本当に心地よい。作り込まれていない、でもきちんと丁寧に作られたことがわかる服たちが、いま、わたしを最高に心地よくさせる。着飾るというのとは全然違う、自由な気分だ。こんなふうに素でいるのが心地よいのも、自由を感じられるのも、自分の中にファッションの歴史ができつつあるからだろうな、と思っている。ここ10何年はドリスやランバン、バレンシアガ、モードな創造性に夢中で、クローゼットはほぼそれらに占められていた。着ることそのものが「エキサイティング」だったそれらは、今すっかりなじんで肌の一部になった。「肌の一部になった」それらのモードを、実際には着てはいなくても、目には見えなくとも、今のわたし、シャンブレーにデニムのわたしを、ただの地味な女に見せていない…はず、うん、そうに違いない!などと思うことにしている……。

17歳の頃のユニフォームといえばもうひとつがJOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)だった。当時の友人たちの「ジョンスメ」という呼称にわたしはなんとなく馴染めず、ブランドへのリスペクトもこめて「スメドレー」と呼んでいたけれど、そのこだわりは今も変わっていない。何十年も経てから着る「スメドレー」。やっぱり、いい。わたしがわたしなりのファッションを積み重ねてきたように、このブランドは歴史を重ねるだけにとどまらず、すばらしい進化を遂げている。CHIMALA(チマラ)のデニムみたいな、「素」なものと合わせると、それがすごくわかる。こだわりから解放されてありのままの自分でいたいという気分、人が手をかけて丁寧に作ったものしか着たくない、という気分___その両方が満たされる。今回はドリスのスカーフをネックレスのように巻いて、「17歳のわたし」と「今のわたし」をミックスしてみた。