この場で何度か書いたことだけど、「きらいなもの、苦手なもの、興味のなかったもの」の魅力的な側面を見つけるのが好きです。私の場合“ニット”がそれで、着やすさ、扱いやすさ、日常着としてピカイチなんだけど、今ひとつクリエーションに欠ける気がする….というのが本音だったりするのです。
だからMALAMUTE (マラミュート）に出会った時、へえ、こんな“ニット”があるとはね！と、ちょっとエモーショナルになってしまった。

プロポーションを構築的に見せつつ、ニットならではのやわらかな着やすさ、気やすさがあり、どこか可愛い。素材選び、繊細なテクニック、そして緻密な構成＿＿日本ならではのブランドだな〜と感じます。カーディガンとジャケットの中間みたいなこれも、これからの季節にぴったりな着用感。こんなに刺激的でおもしろい”ニット”、着るしかない！

こんな出会いがあるから、まだまだファッション、楽しいのです。

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