ひとはもちろん裸では生きていけないので、服は第二の皮膚といえます。さらに「服装」は、それを着る人の「ことば」でもあると、私は思っているのです。海外にいるときなどは特にそう思う。街ですれ違う、共通のブランドを着た、誰か。現地語が全然わからなくても、ましてやひとことも発さなくとも、彼女の考えや価値観が一瞬で伝わってきます。すれ違いざまの「ニコッ」にキュンとしたりして…ファッションって本当に素晴らしいコミュニケーションツール。みなさまもそう思いませんか？

CHIMALA(チマラ)のデニムは、とても力強く、とても静かな「ことば」。このブランドを選びとる人はきっと、強いこだわりと思いを持ちながら、とても自由な精神を持っているんだろうな、と感じます。服そのものが好き、ファッションも好き、盛っちゃうのも好き、ミニマムも好き、うつくしいものが好き＿＿＿様々な思いを受け止める寛容さが、CHIMALA(チマラ)のデニムにはあります。着るひとのたくさんの思いを受け止めるほどに、CHIMALA(チマラ)のデニムは語り出します。ドリスにもヌメロにも、アディダスにも似合います。それらと「なじんだり」「意表をついたり」して、強く静かに存在感を放つのです。今回はRAG&BONE(ラグアンドボーン)のレザーシャツを合わせ、自分なりの女性らしさを表現しました。

BOTTOM/CHIMALA(チマラ）