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スタッフがお届けする最新ジャーナル
フォーカスアイテム、着こなしのポイント、バイイングトピックスなど、RIVERUSの考えやこだわりをご紹介

2025.08.22

Note For You

ODAKHA(オダカ)|セレクトショップ RIVERUS リヴァース 新潟

ODAKHA(オダカ)ってセンスいいな、好きだな。新作を着るたび必ず思います。具体的にことばにしにくい、この「センスがいい」という事実について考えてみた結果、出た答えがあります。それは、ODAKHA(オダカ)の服が発する「ぬくもりのさじ加減」があまりにも絶妙、ということなのです。

このスウェットトップに組み合わせられているのは、ブランドのアイコンモチーフ、クレイジーニット。凝った編み模様はじっと見れば見るほど複雑なテクニック満載で、子供の頃に着た母手製のニットを思い出します。ノスタルジーを呼び起こす、手のぬくもり。実はこれが諸刃の剣だったりするのです。「ぬくもり」は伝わりすぎても、服だけが悪目立ちしたり、可愛くなりすぎたり、逆になんだか老け込んで見えたり。さらに、こだわり抜かれた「ぬくもり」はとてもパワフルで、着るひとのパーソナリティを凌駕してしまうこともあります。

スウェットシャツ___スポーティーなトレーナーが日常着のマストアイテムに定着してもう随分になります。日常着ですから着やすく手入れが楽なことは必然ですが、服が好き、ファッションが好き、美しいものが好き、という気分のときにはいまひとつ物足りなかったりするものです。そんな歯痒さを解き放つ、この一枚。ひとの手の温かみを”クールに”表現、スポーティーでありながらどこかモードも香りたつ、ぬくもりと洗練が融合した、まさに絶妙なスウェットです。ボトムにはなにを合わせてもかっこいいけれど、今回はAPUNTOB(アプントビー)のスカートを。APUNTOB(アプントビー)、こちらもぬくもりをセンス良く表現してみせる天才です。ふつうなら出会うことのないであろう両者を組み合わせたこんなスタイル。素敵だな。楽しいな。そう、RIVERUSだけの「センス」だな。と、改めて着る喜びを感じるスタイルなのです。

 

SWEAT SHIRT /ODAKHA(オダカ)