モードなオーラを放つものに、プリミティブ＝原始的な何かを合わせることで、
互いが独特のムードを醸し出す＿＿今回はそんなおもしろさや楽しさをテーマにした着こなしです。
ちょっとよそゆき顔？なAVN(エーヴィーエヌ)のドレスに合わせたサンダルは、ATELIERS MONASTIQUES DE LA GARDE （アトリエ モナスティークス ドゥ ラ ガルド）。長いので、モナスティークと呼びます。

モナスティークが作られるのは修道院の中にある工房。作り手は修道士たちで、労働と祈りによって彼らの生活は成り立っているといいます。ヨーロッパにはこういった製品がポピュラーということで、たまにジャムやクッキーを手にすることはありましたが、今回のように装身具に触れるのは正直言って初めて。デザインはとてもシンプルで、本当に「原始的」。この上もないようなシンプルさですが、とても丁寧に作られていることがわかります。
凛とした、清潔な美しさがあります。モダンなものと合わせた時に、その美しさに「味わい」が加わります。個性的でかっこいい、いま風のサンダルを合わせた時とはまた違う、着るひとのパーソナリティーが現れる気がします。

寒くなったらソックスを合わせて履こう＿＿そんなふうに考えています。