こと「白いシャツ」についていうと、自分的にはもう何年も愛用している「これがマイベスト」というものがあるから、今シーズンこのFRANK&EILEEN(フランク&アイリーン)に出会ったときの、感動・喜び・興奮は、本当に新鮮でした。
自分には洋服を選ぶときの “マイルール”があります。一旦マイルールを決めてしまうと洋服選びがとてもラクになるから、皆さまも自分なりに考えてみるのも良いかもしれません。

“マイルール”を決めるともうひとつ良いことがあります。自分の基準を超えてくる魅力を備えたものに出会ったときの、そう、「感動」「喜び」「興奮」＿＿とてつもない快感です。その次にやってくる「誘惑」には、もちろん勝てるわけもありません。

なんと繊細な白だろう….というのがこのシャツの第一印象。唯一無二のカラーである白を繊細なものに見せているのは、素材です。コットン100パーセント。自分的に許せる範囲ギリギリをいく、薄さがとても軽やかで。ざっくりしていて透け感ゼロの「マイベスト」より、うんと女らしいのです。サイズはつかず離れずですが、素材をゆったりと使ったオーバーサイズな「マイベスト」に比べると、ものすごくタイト。もう何年、こういうフィットを選んでいなかっただろう…思い出せないくらいです。

このシャツそのものはとても素敵で出会いに感謝ですが、もっと嬉しいのは、自分の価値観や意識、ものを見る目がアップデートできたこと。固定観念、既成概念、囚われるまいと思っていても、気づくとそこに陥っていることも多いのです。だから今回みたいなアップデートはすごく貴重で、なにより新鮮な、楽しい機会でした。
皆さまにもこんな楽しさ、味わってほしいなあ。

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