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スタッフがお届けする最新ジャーナル
フォーカスアイテム、着こなしのポイント、バイイングトピックスなど、RIVERUSの考えやこだわりをご紹介

2021.12.06

Note For You

DISTIN(ディスティン)

12月がやってきた。一年のうち最も気忙しい月ではあるけれど、個人的にはきらいじゃない。生まれ月というのもあるし、好きなコートたちも活躍する、そして。好きなひとたちに、贈りものをする機会が多いのも冬だから。
日常のなかで「良いもの」に出合ったとき、これあの人に似合いそうだな。好きだろうな。と考える時間が好きだ。なにも高価だったり特別だったりすることもないと思っていて、キーホルダーとかコーヒー豆とか、なんなら鍋敷きとかだっていい、それがその人に合っているのなら。

これまでもらったギフトのなかで、いちばん嬉しかったのは帽子。身に着けるアイテムのなかでいちばん好きなアイテムである帽子、それも好きなデザイナー、好きなかたち、好きな色、つまりドンズバ以外のなにものでもなかったから、あまりにも感激してしまって、そのときの感覚は今でも胸に残っている。帽子そのものもうれしかったけれど、その何倍も嬉しいのは、贈り主が私を思ってくれた時間、だれかが私を思ってくれている、という事実。その“事実”は数年たった今も、そしていつも心を温めつづけてくれている。だから贈りものを、もらうのもあげるのも好きなのだ。

この季節は贈り物を探しに来店なさるお客様も多い。そんな「贈りものの時間」に関わることができるのは、すごく楽しくて、この仕事ならではの役得だなとはりきってしまう。“お財布やバッグ”なら、毎日それを目にするたびに贈り主を思うだろうし、“香り”なら、思い出は五感に刻まれて、より深いものになるだろう。知り合ったばかり、“じぶんたちのコード”を、これから作っていくふたりなら、共有もできる肌触りのよいストールなんてどうだろう。バンダナをアレンジしたちょっとめずらしいこんな一枚なら、手に取るたびに温かな、楽しい気持ちになれると思う。身近なひとの思いややさしさが投影された贈りものは、心おだやかに冬を過ごすのに、誰にもきっと欠かせないもの__そんなふうに思っている。