
2025.07.07
Note For You
SOEUR(スール)|セレクトショップ RIVERUS リヴァース 新潟
ライフワークのひとつに「素敵な女性を見る。」というのがあります。
ああ、きれい。なんて素敵なんだろう。と思わされるのは若い人ばかりでなく、私の場合、
おばあさんという年齢の人々にときめくことも多いのです。
たとえば、パリのサロン・ド・テでお茶をすするおばあさんたち。
しわくちゃの指には、美しくも盛大な指輪がいくつも嵌められている。
その向かいに座るのは、アフリカの意匠をモダンにしたような、
耳たぶちぎれそうに巨大なピアスのおばあさん。
「すごいなあ。あれって重くないんですかね….特別な造りなんでしょうか。」とパリ在住ジュエリーデザイナーの知人に聞いたところ、返って来た答えは。
「いいえ、彼女たちも重いんです。邪魔なんです。でもそれが美しいものだから、身に着けずにいられないのです。」
パリがなぜ美しく、ひとびとの心を惹きつけてやまないのか。女性がいつまでも「女」をやめてしまわずに、美に対してポジティブ、そして貪欲であることが、大きな理由のひとつだと思っているのですが、みなさまはどう思いますか?
SOEUR(スール)は、そんなパリが生んだデザイナー。これ見よがしな華やかさの代わりに、さりげないたたずまいとシンプルなフォルムがあります。それは身につけると独特の空気を放って、他とはちょっと違う種類の「女らしさ」を感じていただけると思います。
自分だけの方法で自らの内側を満たしつづけているパリの女性たち。この街の日常の、豊かな奥深さ。SOEUR(スール)、ぜひRIVERUSでご覧になってみてください。
BLOUSE/SOEUR(スール)